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月7000円のスマホ代を見直したきっかけ
2年前、家計の見直しをしていてスマホ代に7,280円(税込)払っていることに気づいた。auの料金プランで、通話込みの大容量データプランだった。正直なところ、毎月いくら払っているかをちゃんと把握していなかった。確認したときの衝撃は大きかった。年間にすると87,360円。5年で436,800円。
格安SIMに乗り換えようとは思っていたが、「電話できなくなったらどうしよう」「設定が難しそう」という漠然とした不安があって、2年間そのままにしていた。決意して乗り換えてみたら、不安は全部杞憂だった。その話を書く。
au → ahamo(移行検討期)
最初の選択肢として「大手キャリアのまま安くなるプラン」を検討した。ドコモのahamo、auのpovo、Softbankのlinenoが各社の低価格プランとして出ていた。
ahamoは月額2,970円で20GBと5分かけ放題がついている。auから転出してドコモのahamoに乗り換えれば月額4,310円の節約になる。手続きもほぼオンラインで完結して、店舗に行く必要がほとんどない。
実際にahamoに乗り換えて半年使った。速度はドコモの回線そのままなので、以前のauと変わらずに快適だった。電波も問題なし。
しかし半年経って「もっと安くできるのでは」という気持ちが芽生えた。毎月20GBも使っていないことに気づいたからだ。月の実際のデータ使用量を確認したら平均5〜7GBだった。20GBのプランは自分には過剰だった。
ahamo → IIJmio(完全格安SIM移行)
5〜7GBしか使わないなら、完全な格安SIM(MVNO)で十分だと判断した。調べた中でIIJmioを選んだ理由は3つだ。
一つ目はサービスの安定性。IIJmioはMVNO(仮想移動体通信事業者)の中で老舗で、回線品質の評判が高い。二つ目は料金の安さ。音声通話SIMの8GBプランが月額1,078円(eSIMなら858円)で、ahamoのさらに半額以下だ。三つ目は通話料金の安さ。IIJmioはMINEO等と比較して通話料金(22円/30秒)の条件が同等で、5分かけ放題オプション(月490円)も追加できる。
乗り換え手続きはauのときより少し手間がかかった。SIMカードの物理交換が必要で、スマホのSIMロック解除確認(au端末は購入後101日経過でSIMロック解除可能)、MNP転出申請、IIJmioへの申し込み、SIM到着後の開通手続きという流れを踏んだ。慣れれば難しくないが、初回は手順通りに進めるのに1時間かかった。
速度の変化——正直に書く
IIJmioに移行してから速度が落ちた時間帯がある。お昼の12〜13時と夜の20〜22時は下り5〜10Mbpsまで落ちることがある。ahamoやauではこの時間帯でも20〜30Mbpsが出ていたので、差は感じる。
ただし実用上の問題は少なかった。SNS、メール、地図アプリは全く問題ない。Spotifyの音楽再生も問題ない。YouTubeは混雑時に720pに落ちることがあるが、バッファが溜まれば再生は続く。
動画配信サービス(Netflix、Prime Video)を外出中にがっつり見る用途には向いていない。これが大容量ストリーミングをモバイルでよく使う人にとっては許容できない点かもしれない。自分は外での動画視聴をWiFi前提にしているので問題なかった。
2年間のトータル節約額
au(月7,280円)→ ahamo(月2,970円)→ IIJmio(月1,078円+通話かけ放題オプション490円=月1,568円)という移行で、現在の月額は1,568円だ。
auから今に至るまでの2年間での節約合計を計算した。最初の6ヶ月はahamoで月4,310円の節約(合計25,860円)。その後の18ヶ月はIIJmioで月5,712円の節約(合計102,816円)。2年間の節約合計は128,676円だった。
これをau継続していたときの累計コストと比較すると、約13万円得した計算になる。乗り換えに要した手続き時間は合計で3時間程度。時給換算すると非常に割のいい作業だった。
格安SIMのデメリット——隠さずに書く
良いことばかりではないので、デメリットも書く。
キャリアメール(@docomo.ne.jp等)が使えなくなる。移行前に重要な連絡先への通知と、キャリアメールを使っているサービスのメールアドレス変更が必要だ。Gmailへの切り替えを先にやっておくと乗り換えがスムーズになる。
キャリアのコンテンツサービス(ドコモ系なら「dポイント」系のサービス等)は引き続き使えないものが出てくる。自分の場合はauスマートパスを解約して月額料金の節約になった一方、一部の特典が使えなくなった。
故障時のサポートがキャリアショップより手間がかかる。IIJmioはオンラインか電話サポートのみで、店舗に持ち込んで対面サポートを受けることはできない。
結論——乗り換えを迷っている人へ
格安SIMへの乗り換えで最大の障壁は「なんとなく不安」という心理的ハードルだったと、自分の経験から分かった。実際にやってみると手続き自体は難しくなく、不安は解消された。
毎月5,000円以上節約できるなら、1回の手続きに数時間かける価値は十分にある。特に月7〜10GB程度しか使わないなら、大手キャリアの大容量プランに払い続けるのはもったいない。
